Pariria 4月のパリリア祭

写真 Festa di Pales, o L’estate (1783), a reimagining of the Festival of Pales by Joseph-Benoît Suvée

Ave Quiriti ! 皆さんこんにちは!

今年のラテン語のブログはローマ人の毎日の生活をテーマにしているので、前回はローマの料理を紹介しました。

では、ガルムという調味料は何だったか覚えていますか。答えはこちらです。
 

今日は4月に行われていた祭を紹介したいと思います。

4月21日はパリリア祭でした。元々パレスという羊飼いの女神の祭でした。

自分を清めるために大きな火をつけてその上で跳んでいました。
なぜそんな危ない遊びをしていたのでしょうか?!

オウィディウスが『祭暦』の4巻目にそういう説明を述べています。

Num tamen est uero propius, cum condita Roma est
transferri iussos in noua tecta Lares
mutantesque domum tectis agrestibus ignem
et cessaturae subposuisse casae

「こちらは最も相応しい説明です。ローマが建国されたとき、〔ローマ人が〕ラレース〔という家庭の守護神〕を新しい家に移動することを〔神様に〕命令されて、去るときに小屋の藁の屋根に火をつけました。」

写真 家庭の守護神ラーレス。日本人の仏壇みたいなものかな!^^

だから、パリリア祭の日はローマ建国記念日となりました。

Salve!また今度!

 

Zelia

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