Ceres et Vesta 【ケレースとウェスタ】

Ave Quiriti ! 皆さんこんにちは!

前回は3人兄弟を合わせた最も大きな神について話をしました。名前は覚えていますか。詳しくはこちらです。


ユーピテルは2人の姉妹もいました。ケレースとウェスタという女神です。

写真 ケレースをイメージして作製された、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの妻リウィアの彫像 (15年~45年、パリ・ルーヴル美術館)

ローマ神話では、ケレースは、農業、収穫、繁殖力の女神です。まもなく彼女はギリシャの女神デメテルに同化しました。ケレースという名前はラテン語の「Cresco・成長する」から来ているそうです。フランス語の「Céréale・穀物」とも繋がっています。

彼女の美しさに夢中になっていた兄弟のユーピテルは、彼女との間に娘プロセルピナを設けていました。ネプチューンにも愛され、彼の追求を逃れるために彼女は牝馬に変身しました。ネプチューンはこれに気づき馬になって抱いてしまいました。プロセルピナは冥界の神、プルートに誘拐されました。ユーピテルの裁きで、冬は主人になったプルートと一緒に冥界で過ごし、残りの季節を母親と過ごすと決められました。娘がいないケレースは寂しくて、農業を怠ります。それで冬になります。

ケレースは一般的に、美しく雄大な女性として描かれています。小麦の冠に加えて、高いティアラをしています。


ウェスタも優しい女神のイメージです。火床と家庭を守ってます。

ローマでは非常に重要な崇拝対象でした。ウェスタの神殿では、「Vestalis・ウェスタの処女」がローマの絶やしてはならない聖なる炎を厳しく守っていました。 ウェスタの処女は6歳から30年間務める決まりで、貴族の娘の中から選ばれていました。聖なる炎を消させたり、処女を失ったりしたら、壁に囲まれて死ぬという厳しい罰に科せられました。 ウェスタの処女は純粋を表す白く長い服を着ていました。

写真 歴史を主題としたフランスにあるテーマパーク、『ピュイ・デュ・フー』にて。ウェスタの処女の踊り

では、ラテン語でまとめましょう!

Ceres et Vesta sunt duae deae Romanae.

Ceres et Vesta sorores Jovis sunt.

Ceres est dea rei rusticae. Pluto filiam suam Proserpinam amat.

Vesta domi et familiae dea est. Templum suum in Roma est.

In templo Vestae, Vestales habitant.

Vestes Vestalium albae est, quia virgines sunt.


分かりましたか?

解説はページの下にあります。

ではまた今度!

Salve !
 

Zélia


Ceres / et / Vesta / sunt / duae / deae / Romanae.

ケレース と ウェスタ  です 2人の 女神 ローマの。

Ceres / et / Vesta / sorores / Jovis / sunt.

ケレース と ウェスタ  女兄弟 ユーピテルの です。

Ceres / est / dea / rei rusticae. / Pluto / filiam / suam / Proserpinam / amat.

ケレース です 女神 農業の。 プルート 娘 彼女の プロセルピナが 好きです。

Vesta / domi / et / familiae / dea / est. / Templum / suum / in Roma / est.

ウェスタ  家 と 家族の 女神 です。 神殿 彼女の ローマに あります。

In templo / Vestae, / Vestales / habitant.

神殿に ウェスタの、  ウェスタの処女が すんでいます。

Vestes / Vestalium / albae / est, / quia / virgines / sunt.

服  ウェスタの処女の 白い です、 なぜなら 乙女 です。

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