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Ceres et Vesta 【ケレースとウェスタ】

Ave Quiriti ! 皆さんこんにちは! 前回は3人兄弟を合わせた最も大きな神について話をしました。名前は覚えていますか。詳しくはこちらです。 ユーピテルは2人の姉妹もいました。ケレースとウェスタという女神です。 ローマ神話では、ケレースは、農業、収穫、繁殖力の女神です。まもなく彼女はギリシャの女神デメテルに同化しました。ケレースという名前はラテン語の「Cresco・成長する」から来ているそうです。フランス語の「Céréale・穀物」とも繋がっています。 彼女の美しさに夢中になっていた兄弟のユーピテルは、彼女との間に娘プロセルピナを設けていました。ネプチューンにも愛され、彼の追求を逃れるために彼女は牝馬に変身しました。ネプチューンはこれに気づき馬になって抱いてしまいました。プロセルピナは冥界の神、プルートに誘拐されました。ユーピテルの裁きで、冬は主人になったプルートと一緒に冥界で過ごし、残りの季節を母親と過ごすと決められました。娘がいないケレースは寂しくて、農業を怠ります。それで冬になります。 ケレースは一般的に、美しく雄大な女性として描かれています。小麦の冠に加えて、高いティアラをしています。 ウェスタも優しい女神のイメージです。火床と家庭を守ってます。 ローマでは非常に重要な崇拝対象でした。ウェスタの神殿では、「Vestalis・ウェスタの処女」がローマの絶やしてはならない聖なる炎を厳しく守っていました。 ウェスタの処女は6歳から30年間務める決まりで、貴族の娘の中から選ばれていました。聖なる炎を消させたり、処女を失ったりしたら、壁に囲まれて死ぬという厳しい罰に科せられました。 ウェスタの処女は純粋を表す白く長い服を着ていました。 では、ラテン語でまとめましょう! Ceres et Vesta sunt duae deae Romanae. Ceres et Vesta sorores Jovis sunt. Ceres est dea rei rusticae. Pluto filiam suam Proserpinam...