Muguet de mai  5月1日すずらんの日

Le muguet fleurit quand vient le printemps, il a donc été depuis longtemps une plante idéale pour célébrer la nouvelle saison, les beaux jours qui reviennent et pour attirer les bonnes grâces pour de futures bonnes récoltes.

En France, il existe une tradition selon laquelle un brin de muguet à 13 clochettes porterait bonheur.

5月1日といえば、「メーデー」で知られる国際的な労働者の記念日ですが、フランスでは同時に「スズランの日」とも呼ばれます。

幸せをもたらす花「スズラン」としてフランス人は、5月1日に愛する人やお世話になっている人など大切な人に、スズランを送る習慣があります。フランス語でミュゲですが、春を代表する花でもあり5月になると可愛らしい鈴のような白い小さな花を咲かせます。「幸せの再来」という花言葉をもつこのスズランを送られた人は、幸せが訪れ ると言われ、中でも13個の花を付けたスズランをもらった人は、特にラッキーだとか!!

スズランの日の歴史:

16世紀ヨーロッパでスズランの栽培が始まって間もなく、スズランを贈る風習が生まれました。当時、5月1日は愛の日とされており、葉と花で作った冠を被って男女が花をプレゼントし合っていたようです。
1561年5月1日、幸福をもたらす花とされるスズランの花束をプレゼントされたシャルル9世は大変喜びました。そのためシャルル9世は、宮廷のご婦人 たちにも幸せを分けてあげようと毎年スズランを贈ることにしました。また、スズランは恋人たちの出会いや幸せの象徴でもあり、縁起が良いものとされていま した。鈴蘭舞踏会と呼ばれるパーティが開催されることもあり、若い女性たちは白いドレスを身にまとい、男性たちはボタン穴にスズランを付けたりしていたそ うです。
 

現在は5月1日近くになると、フランスの街角ではスズランの小さな花束が売られるようになります。そして、当日はお花屋さんだけでなく誰でも自分で採取したスズランを販売することが出来るのだとか。ただし、お花屋さんから100メートル離れた場所じゃないとダメだそうです。子供たちがお小遣稼ぎに販売していることもあるようです。

このようなスズランを贈る習慣は、近年、日本でも広まってきています。この時期日本の花屋さんでもすずらん販売を見かけるようになりました。是非、あなたも今年の5月1日は、フランス風に大切な人の幸せを願ってスズランを贈ってみてはいかがでしょうか?

贈る人も贈られる人もみんな幸せな気持ちになりますよ☆

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