Alea jacta est 【賽は投げられた】

Ave Quiriti ! 皆さんこんにちは!

 

今年はラテン語の有名な言葉を毎月説明したいと思います。

前回はローマ時代の服ガリアについて話しました。

ガリアはガイウス・ユリウス・カエサルがゼラの戦いでポントス王国に勝ったとき、その戦いの短さを表した三つの言葉が覚えていますか。答えはこちらです。

今日は、またガイウス・ユリウス・カエサルが言った言葉を紹介します。

Alea jacta est.  アーレア・ヤクタ・エスト  【賽は投げられた】

ラテン語を見たら、また三つの言葉で前回の文書とリズムが似ていますね。残念ながら、日本語の翻訳はそのリズムを表しません。

意味は「これからはもう戻れません。運命が決まります。」「まあ、いいかっ!」といった感じですね。

ローマの歴史家によると、紀元前49年にカエサルが軍団を連れてルビコン川を渡ったときに発言した言葉だそうです。ルビコン川はガリアとイタリアの境界でした。軍団とイタリアに入ったらローマに攻撃して、内戦が始まりました。その言葉を言ってカエサルはちょっと不安でした。

 

ルビコン川を渡って、現在のリミニ市を征服しました。そこで出来事の記念ため石板が立てられました。字を見てください。「カエサル」と「ルビコン」が書いてあります。読めますか。

次回は必ずカエサルと関係のない言葉を選びます。^^

 

ではまた今度!

Salve !

Zelia

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