De re coquinaria ローマの料理
Ave Quiriti ! 皆さんこんにちは!
前回は、2月のローマの行事を紹介しました。
その不思議な行司の名前は覚えていますか。
答えはこちらです!
ところで、毎日ローマ人は何を食べていたのでしょうか。
情報源は、マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス やマルクス・テレンティウス・ウァロ 、前に話したガイウス・プリニウス・セクンドゥスなどの文書です。そして、アピシウスが調理法とレシピを「De re coquinaria」という作品で集めました。
現在のイタリア料理とローマ時代の料理はかなり違います。まず、トマトがなかったのでパスタとピザが全くありませんでした。
主食はライ麦と小麦で作られたシチューのようなスープやパンでした。豆料理も多かったみたいです。塩よりガルムという魚醤が主な調味料でした。オリーブオイル、蜂蜜、酢、ハーブやスパイシーもよく使われていたそうです。
ではローマ料理作ってみませんか?^^
アピシウスのレシピです。
Patina de piris 洋ナシの甘辛い焼きプリン
pira elixa et purgata e medio teres cum pipere, cumino, melle, passo, liquamine, oleo modico. Ovis missis, patinam facies, piper super asparges et inferes.
茹でて洗った洋ナシをこしょう、クミン、蜂蜜、甘口ワイン、ガルム(魚醤)、少しのオリーブオイルと合わせる。卵を入れて、オーブンで焼いて、こしょうを振りかける。出来上がり!
洋ナシと・蜂蜜をこしょう・魚醤と混ぜたらちょっと変な味がするかもしれませんが、ローマ人の口に合ったみたいです!
フランス語のウエブサイトだけど、詳しくはこちらをご覧ください。
Salve!また今度!
Zelia