Carpe diem 【その日を摘め】

Ave Quiriti ! 皆さんこんにちは!

ラテン語の有名な言葉の説明を進めましょう!

前回はガイウス・ユリウス・カエサルがルビコン川を渡ったときに発した言葉は覚えてますか。答えはこちらです。

最近、天気がやっと良くなって、暖かくて、桜も咲いていますので、今、みんなに伝えたい気持ちを表す言葉を選びました。

Carpe diem、カルペ・ディエム、 「その日を摘め」
 

Carpe はCarpere という動詞から来ていて、命令形です。「摘む」の意味で、元々はお花に使われています。でも、ここはお花ではなく、diem 「一日」が目的語です。だから、「今日という日の花を摘め」 その日を楽しみましょう。 そして、その瞬間はお花のようにはかないので、「今という時を大切に使え」と言う意味もあります。ということは、「毎日好きなことをして」より、「毎日を無駄にしないで」の方が元の意味です。

その言葉は紀元前1世紀の作家のホラティウスの詩から来ました。エピクロス主義の影響を受けた詩です。

写真 出身の町のヴェノーザにホラティウスの銅像が立っています。

では、時間を無駄にしないで、今のうちに桜を楽しんでください!


写真 ヨーロッパの桜はサクランボが出来て真っ白です。ローマ人のお花見はたぶんこんなかんじだった!^^

 

ではまた今度!

Salve !

 

Zelia

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